L&G Dance Studio

子供に対して、どこまでが「しつけ」でどこからが「虐待」なのか？

虐待と言うと叩いたり蹴ったりする事のイメージが強いですが

暴力を伴うものは「身体的虐待」、その他にも「心理的虐待」

「性的虐待」「ネグレスト」があります

ネグレストは子供に食事を与えないとか風呂に入れない

学校に行かせない、子供を家に残して親が出かけるなど。

心理的虐待は大人が自分の感情にまかせて子供を力でコントロールする事。

躾とは大人が感情にまかせて子供をコントロールするのではなく

子供が自分の感情や行動をコントロール出来るように落ち着いて教える事です

子供の為を思って叱っているはずなのに、心理的に子供を傷つける

「◯◯しなさい！」「◯◯しろ！」は大人の立場の言葉で

「子供の立場」で考えながら「同じ目線」で声をかけるのが躾。

身体的虐待は子供も体に傷やあざが出来ますが

心理的虐待は子供の心に同じく傷やあざが出来ます

そしてその傷やあざは外見上確認する事が不可能です

またその心の傷が深ければ深いほどに子供の成長に大きく影を落とすでしょう

基本的に子供は言う事を聞いてくれないのが普通です

もっと正確に言うと子供は大人の考えを理解出来ないから、やらない

出来ない訳で、そこに対してやりなさい！は反発を招きます



大人の理屈は子供には理解出来ないので、理解させないでも

誘導するのが双方にとっても楽で簡単な方法

叩いてないから蹴ってないから虐待ではない！は違います

大人が自分の感情にまかせて子供をコントロールするのも虐待です

心理的虐待、知らず知らずのうちに行っていませんか？

ランドセルが重いと言う事に対して大人が何もしなく

子供がどうにか考え、導いた答えに大人が批判する



個人的には非常に良い考えであると思いますが、みさなんどうでしょう？



「子供はこうあるべきだ」と凝り固まった頭の大人が批判するのかな

灯油を背負って歩かない。まさにその通り。

そんな子供達に言おう！

大人になれば近い距離でも車、暑い時は冷房に日傘

階段はスルーしてエスカレーターかエレベーター

嫌いな物は食べなくて、常時運動不足

ずっとスマホ触っていても誰にも何も言われなく

思い通りにならないとイライラし、身体が痛いと愚痴を言う

それが大人なのだ